ソーラーサーキットの家(SC工法)とは
SC工法
大切なのは住みごこち 「ソーラーサーキット」とは 「外断熱」にもいろいろある 夏をさわやかにするしくみ ずっと気持ちよく暮らすために 気温をとらえて自動コントロール
リフレア
自然を利用しながら除湿や外気清浄
ターミメッシュフォームシステム
薬剤を使わないシロアリ対策
コンセプトモデルのご紹介
ソーラーサーキットの実績
家づくりをお考えのお客様へ 20年2万棟の実績 宿泊体感!住みごこち見学 全国のソーラーサーキット会
外国生活で味わった快適さを求めたらSCに-愛知県名古屋市 H 邸
 その”探し物“はなかなか見つからなかった。ヨーロッパでは少しも珍しいものではない。しかし日本では、探せど探せどまったく見つからない。一時は諦めたこともある。
 ところが、ある本に出会い、ご主人のHさんは日本にもその”探し物“ があることを発見することになる。
「『日本にもあったんだ』と思いましたね。やっと見つかったと」
 Hさんが求めていた ”探し物“。それは、ヨーロッパではごく当たり前になっている、ある工法のことだった。
    
「10年間くらい、日本に妻と子ども3人を残して、フランスのストラスブルグという街に単身赴任していました」
 ストラスブルグはライン川沿いのドイツと国境を接する街で、アルプス山脈の北側に位置する。夏場は30℃以上になり、冬場はマイナス10~20℃まで下がる。「日本の山形のような気候」とHさんは表現する。
「でも不思議なことに、とても快適だったんです。夏は30℃を越えるといっても、湿度が低いので過ごしやすい。問題は冬なのですが、氷点下20℃でも、家の中ではパジャマ1枚で過ごせるのです」
 Hさんが住んでいたのは6階建てのアパート。全館温水暖房という建物だったが、外気温に関係なく、部屋は常に一定の温度に保たれていたという。
「私が住んでいたアパートだけでなく、ヨーロッパの家はほとんど外気温に関係なく過ごせます。というのも、日本と断熱方法がまったく違うからなんです」
 ヨーロッパの断熱方法、それは外断熱である。「日本は内断熱がほとんどですが、ヨーロッパは断熱といえば外断熱です。建物をすっぽりと断熱材で覆うので結露もなく、建物全体が暖かいのです」
 日本に帰国することが決まり、同時に定年退職することになったことから、25年ほど前に建てた家を建替えることに。
「家族が住んでいた日本の家は夏暑くて冬寒い家だったので、快適な生活に慣れてしまった私にはとても住めないだろうと考えたのです。迷わずあの快適だった『外断熱』の家にしようと思ったのです」。
 その外断熱が、Hさんの”探し物“だったのだ。
 しかし、2000年当時、日本では外断熱がほとんど浸透しておらず、いくら調べても手がけているところがない。仕方なく在来工法のあるハウスメーカーと話を進め、契約寸前までいったという。そんなとき、書店で出会ったのが一冊の本だった。
「パラパラとめくってみると、外断熱らしいことが書いてある。そしてソーラーサーキット(SC)という工法は、外断熱に加えて空気の二重通気層というプラスアルファがあるというではありませんか。これなら私が望んでいたヨーロッパの家の快適さが実現できるに違いない、と思ったわけです」
H邸写真

 住まいが完成したのは2002年5月。仮住まいのマンションから引っ越して早々、あることに驚かされたという。
「温度がいつ見ても18℃のままなのです。壊れているのではないかと思ったのですが、試しに冷蔵庫に入れてみたんです。するとしっかりと下がるんですね。壊れていたのではなく、温度が18℃で変わらないだけだったのです」
 暖房は蓄熱式暖房機2台で、冬は18℃前後。夏はエアコンのドライだけでほぼ済んでいる。
 それから奥様が驚いたのは光熱費。前の家はガス暖房で、真冬の光熱費は電気代とガス代で4万円もかかっていた。ところが、オール電化のSCになってからは、暖房も含めた電気代がわずか2万円のみ。「光熱費は確実に半分以下になりました」
 Hさんが強調することがある。開口部の重要性だ。
「遮光したほうが家具も焼けないし涼しいというので、ヨーロッパの家は一様に窓が小さい。うちも窓は必要最小限にしました。また、外断熱の家は温度を一定に保つ力が強いので、外気は入れないようにしたほうがいいと思います」
 さて、Hさんの望んでいたヨーロッパの住まいのような快適さは実現できたのだろうか?
「私は家の中は身軽な格好でいるのが好きで、ヨーロッパでもそうしていたのですが、SCの家も一年中半袖半ズボンで過ごせ、いつも裸足のままでいられる。それでいて、ランニングコストは半分以下なんです」
 探し続けた甲斐があった、そう言いたげなHさんだった。