女性ならではの感性を活かした テーマのあるお家

工務店奮闘記

2018.09.12

女性ならではの感性を活かした
テーマのあるお家

社長以外のスタッフは全員女性。
家づくりのキーパーソンである奥様の
目線に配慮した、家づくりが自慢です。

山梨県南アルプス市
エンドウ工務店

機能性とデザインにこだわるスペシャリスト集団

ぶどうや桃など果物の産地として知られる甲府盆地。山々に囲まれた地形は、自然の恵みを与えてくれる一方で、夏は熱気が篭りやすく、冬は寒気が吹き込み、昼夜の気温差、一年の温度差が大きいと言われています。

そんな盆地ならではの厳しい環境に負けない家づくりに取り組むべく、平成15年にエンドウ工務店を立ち上げた遠藤博行さん。ブランドネームの「enduno(エンドウーノ)」は、end=終わりとuno=一つを合わせた言葉。「(お客様にとって)たった一つの終の棲家を作る」という覚悟を込めています。

理念として掲げるのは「お客さまの要望を叶える、良質で快適な家づくり」。その“快適さ”を担っているのが、ソーラーサーキット工法です。外断熱で気密性の高い家は、一日の寒暖差の影響を和らげ、おだやかな暮らしをお客様に届けています。

「いい家とは、機能性とデザインのどちらもが、等しく優れているもの」と考える遠藤さんは、設計・デザインともスペシャリストを配して、妥協を許さない家づくりに臨んでいます。

ネーミングから始まる家づくり

遠藤社長以外の4人のスタッフ全員が女性というチームの牽引役が塩澤礼子さん。自身も子育てをしてきた経験から、家族構成やお客様のライフプランも踏まえて、デザインを提案しています。

「実際にお会いしたときの印象を大事にしたいので、ヒアリングの段階から同席しています。ご家族のお話を個々に伺うことで、みなさんがどのような要望をお持ちなのかを把握し、設計に反映させることができます。」

「時を奏でる家」「みなみ風ふく家」など、プランをつくる過程でそれぞれの家にネーミングをするのがエンドウ工務店のルールの一つです。名前を付けることで、家づくりの方向性をスタッフ全員で共有することができ、お客様の要望をより具現化しやすくなります。オンリーワンの家づくりが、ここから始まるのです。
「お客様の中には、自分の家がどのようにネーミングされるのか、楽しみにしてくださる方もいらっしゃいます。」(塩澤さん)

最初にプランをご提案する際は、より具体的にイメージしやすいよう、設計図にイラストを加えて、設計のポイントなどのコメントも書き入れてご提案。「例えば、換気部材などを収める屋根裏の機械室には収納に使えるスペースもあることや、見えない部分の壁内の風の通り道なども書き入れておきます。そうすると、口頭だけでは忘れてしまうことも、しっかり理解していただけます。」

特に水回りや収納など、奥様が気になるところに細やかな説明があるのも女性ならではの気配りです。ユーモア溢れるコメントとイラストに、家づくりの夢が膨らみます。

お客様の気持ちを細やかに汲み取る設計&デザイン

外装・内装面においては、専任のインテリアコーディネーターがアイデアを提案します。ここで活躍するのが花形尚子さん。インテリアをいくつかのパターンにまとめて作ったイメージボードでお客様の好みをキャッチします。

「和風やナチュラルなど、ボードを見ながらお好みを伺うことで、どんなデザインにしたいのかをまとめていきます。このボードは、お客様が言葉にしにくいイメージを具体化するのにも役立っています」

「近年、家づくりにおいては、奥様の要望を重視されるお宅が増えています。それだけに女性スタッフはお客様にとっても心強い存在となっています」と説明する、遠藤さん。

塩澤さんはあるお客様の奥様から、二世帯住宅に関する相談を受けました。塩澤さんは自身の経験談も交えながら丁寧にお話を伺い、家事を取り仕切る女性にとって大切な居場所でもあるキッチンを2つつくる設計を提案しました。適度な距離感をとることで、現在、完成したお家では、ご家族みなさんがお互いの暮らしのペースを尊重しながら過ごされているそうです。

街を豊かにする家づくり

エンドウ工務店では、年に一度、BBQや運動会など、家を建てたお客様が一堂に集まるイベントを開催しています。そこでは、「子どもが大きくなったから、そろそろ部屋を分けたい」など、新たなご相談を受けることもあるそう。家を建てて終わりではなく、その後も見守っていくことで、お客様同士も仲良くなり、地域との絆も深まっていきます。

「ソーラーサーキットで家を建てられたお客様の中には、『本当に、冬でもあったかいよね。よその家からウチに帰ってきて、気が付いたよ』っておっしゃってくださる方もいます。僕も『でしょ!』って。暑さ・寒さを和らげることが心身の健康を守るための一助になればと思います。いい家に住むことは、心の豊かさにつながると思うんです。心豊かな人が増えれば、街並みもキレイになっていく。街並みがキレイになれば、さらにこの街に人が集まってくる―― こんな風に、いい家づくりがいい街づくりにもつながっていくと信じて、スタッフみんなでがんばっています」と、遠藤社長。

ご家族の暮らしのスタイルに合わせて設定したテーマに向かい、それぞれの専門分野を生かすエンドウ工務店の家づくり。その思いは、南アルプスの裾野のように大きく広がります。

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