2023.09.04家探しの知識
太陽光発電によって電気代が節約できる理由は、以下のとおりです。
電力使用量 | 1kWhあたりの料金(税込) | |
第1段階料金 | 最初の120kWhまで | 30円00銭 |
第2段階料金 | 120kWhをこえ300kWhまで | 36円60銭 |
第3段階料金 | 上記超過 | 40円69銭 |
※料金は2023年8月時点のものです。
参照:東京電力エナジーパートナー『料金単価表‐電灯(従来からの料金プラン)』
トータルの光熱費を抑えるためには、省エネ家電の導入も有効です。たとえば、古い電化製品を新しくするだけでも大幅な節電効果が期待できます。一般財団 法人 家電製品協会によれば、代表的な電化製品を10年前の製品と比べた場合の省エネ率は以下のとおりです。
省エネ率 | 年間でお得になる電気代 | |
エアコン | 約15% ※1 | 約4,120円 |
冷蔵庫 | 約35~42%※2 | 約4,560~6,110円 |
参考:一般財団法人 家電製品協会『2023年版スマートライフおすすめBOOK』
※1
● 冷暖房兼用・壁掛け形・冷房能力2.8kWクラス
● 期間消費電力量:2012年はJIS C 9612:2005、2022年はJIS C 9612:2013に基づいて測定された試算値です。(地域、 気象条件、使用条件などにより、 値は変わります)。
※2012年はクラス全体の単純平均値、2022年はクラスの省エネタイプ(多段階評価★3.0以上)の単純平均値(小数点以下四捨五入)。
出典:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネ性能カタログ(2012年冬版/2022年版)
※年間電気代は、一般財団法人 家電製品協会が、期間消費電力量に電力料金目安単価*31円/kWh(税込)を乗じて算出した目安です。
*電力料金目安単価:公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会(2022年7月22日改定)
※このデータは特定エアコンの消費電力量や電気代を保証するものではありません。
※2
●年間消費電力量は、一定の条件下で行われた試験結果をもとに算出した目安です(2012年はJIS C 9612:2005、2022年はJIS C 9801-3:2015による)。
※年間電気代と年間消費電力量は「しんきゅうさん」のデータにて一般財団法人 家電製品協会が試算した数値です。
※このデータは特定冷蔵庫の年間消費電力量や年間電気代を示したものではなく、消費電力量や電気代を保証するものではありません。
エアコンや冷蔵庫は家庭で使用する電化製品の中でも電力使用量が大きいため、新しい家電に買い替えるだけでも節約効果を実感しやすいでしょう。
電気プランには24時間料金が変わらないプランと、時間帯によって料金が安くなるプランがあります。太陽光発電システムを設置している場合、夜間や深夜に電気料金が安くなるプランと相性が良いため、見直しを検討してみると良いかもしれません。
蓄電池やEV(電気自動車)、PHEV車(プラグインハイブリット車)と併用すれば、太陽光発電システムで生み出した電気を溜めておくことができます。夜間や天候の悪い日など、太陽光発電が使えない場面でも溜めておいた電力で自家消費が可能です。
また、電力会社から買い取った電気を溜めておくこともできます。夜間・深夜の電気料金が割引されるプランであれば、電気代が安い夜間の電力を溜めておくと節約につながりやすいでしょう。
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