2023.10.06家を建てるなら
近年、平屋は高齢者世帯だけでなく、若者夫婦や子育て世帯からの注目も集まっている住宅様式です。国土交通省の建築物着工統計によれば、2022年の平屋の着工棟数は57,022件でした。2012年は30,604件だったので、ここ10年ほどで2倍近くに増加していることがわかります。
人気の背景には、和モダンやカリフォルニアスタイルなどのデザイン性に優れた平屋が増えている点、高級なイメージのある平屋に住むことが一種のステータスになっている点などが挙げられます。また、終の棲家として、老後を見据えた無駄のない設計にしたいと考えている人が増えたこともひとつの要因と言えるでしょう。平屋はワンフロアで間取りを完結させるため全体の面積が広くなりやすく、風通しや日当たりの確保が難しい場所が出てくる可能性があります。そのため、間取りや窓の位置などは、住宅会社とよく話し合って検討することをおすすめします。
日当たりや風通しは、間取りや窓の位置を工夫したり、中庭を造ったりすることで解消できる可能性があるでしょう。
平屋の新築一戸建てを検討する際の注意点は以下のとおりです。