2021.09.21睡眠

友野なおの寝室診断

睡眠コンサルタントの友野なおさんが、埼玉県三郷市Kさん宅を訪問。快眠につながる寝室づくりをアドバイスしました!

 

小さな落とし穴?!シンプルで眠りやすい空間だけど…

全体がブルーで統一され、 睡眠を妨げるものがないシンプルな部屋で、眠りやすい空間づくりができています。 
 
気になる点は…
マットレス間のすき間!
すき間に落ちてしまい睡眠が妨げられることもあるので、 マットレスバンドなどでくっつけると安心です。また、枕もとのコード類は目覚めた時ケガの原因に!ケースに収めておきましょう。

寝室の良い点と改善点

今回、寝室診断にお伺いしましたKさんの寝室では、良い点と改善点がハッキリと見て取れました。皆さんの寝室でも、同じようなポイントがないかひとつ一つ見ていきましょう!

良い点

・朝日が入る空間になっているのが良いです!
寝室は、夜に身体を休める大切なお部屋であると同時に、1日の始まりを迎える大切な空間でもあります。外からの光を拒み、暗くしているご家庭も多いかと思いますが、しっかりと朝日を取り込み、清々しい朝を迎えるのもとても重要です!

・睡眠を妨げないシンプルな空間なのが良いです!
プライベートな空間として、様々なアイテムを飾るのもけして悪い事ではありませんが、過剰な飾り付けは、空間を狭め睡眠の妨げになることも…。その点今回の寝室は、スッキリとした空間で、冷房の位置も睡眠を妨げない最適な場所と言えますね!

改善点

・マットレスのすき間は改善ポイント!
マットレスとマットレスの間に隙間があるのは睡眠のストレスに原因になることも…。特に小さなお子さまの場合、寝返りが多くすき間に落ちて目を覚ましたり、マットレスがズレて余計なストレスを受けることもあります。
解決法として「マットレスバンド」などできちんとくっつけるのが良いです!マットレスの境目が解消されて、睡眠のストレスが解消されます。

・ベッドのほうが睡眠衛生が保てるのでおすすめ!
そもそも、ホコリの溜まりやすい地面に近い位置で睡眠をすることになるお布団より、床から高い位置で睡眠をとるベットの方が睡眠衛生が保てるのでおすすめです。睡眠中の環境は、生活の一部として考えてしっかりとケアすることが大切です!

 
株式会社 SEA Trinity 代表取締役
睡眠コンサルタント
友野なお

千葉大学大学院 医学薬学府 先進予防医学 医学博士課程
順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科 修士
日本公衆衛生学会、日本睡眠学会、日本睡眠環境学会 正会員
産業心理カウンセラー
睡眠コンサルタント、株式会社SEA Trinity代表取締役。自身が睡眠を改善したことにより、15kgのダイエットと重度のパニック障害の克服、体質改善に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。日本公衆衛生学会、日本睡眠学会、日本睡眠環境学会 正会員。行動療法からの睡眠改善、快眠を促す寝室空間づくりを得意とし、全国での講演活動、企業の商品開発やコンサルテーション、執筆活動などを行う。