2022.02.25健康

内側からアンチエイジング!美容&健康メニュー

写真
写真
テーマは「内側からアンチエイジング」。今回使う菜の花やキャベツなどの春野菜は、冬にたまった毒素を出すデトックス効果のある食材です。
ご紹介する2品で美肌作りを目指してみてはいかがでしょうか。


レシピ① 菜の花とサーモンのふき味噌和え

菜の花とサーモンのふき味噌和え
材料(4人分)
 
菜の花 2束
サーモン 8切れ
ふきのとう 4個
オリーブオイル 大さじ3
[A]
味噌 大さじ2
みりん 大さじ1
料理酒 大さじ1
醤油 小さじ1/2
1品目は、手早く作れる簡単レシピ「菜の花とサーモンのふき味噌和え」です。今が旬の菜の花は、ビタミンやミネラルが豊富で、美肌効果や免疫力アップが期待できます。菜の花はつぼみの部分に栄養がたっぷり。特にビタミンCは野菜の中でもトップクラスです。



[A]を事前に混ぜ合わせておく。ふきのとうは色が変わりやすいため、ふきのとうを刻んだらすぐに炒める。[A]を入れ、ふき味噌を作る。

POINT!
ふきのとうは外側の皮だけをむき、ざっくり刻んでいきます。ふきのとうは切ったそばから茶色く変色していきますので、手早く炒め、ふき味噌を作りましょう。



半分に切った菜の花を茹でる。茹で終わったら、水をかけてしっかり締める。

POINT!
菜の花は茎と花で硬さが異なるので、先に茎を茹で、時間差で花を茹でます。茹でる際は、油を少し入れると沸点が上がり、色もきれいに仕上がります。少々硬さを感じるくらいまで茹でたら、水をかけて締めます。

サーモンは3cm幅に切る。

①のふき味噌をオリーブオイルで溶き、菜の花、サーモンと一緒に和えて完成!



ちょっとアレンジ!
彩りをよくするためにサーモンを使いましたが、シラスなどでも代用できます。
ふき味噌はごはんの上に乗せたり、パスタに使ってもおいしいですよ。
 

レシピ② 鯛のロールキャベツ

鯛のロールキャベツ
材料(4人分)
キャベツ 8枚
鯛(刺身用) 16切れ
カマンベールチーズ(5mm 幅スライス) 24切れ
塩昆布 50g
固形ブイヨン 15g
白味噌 大さじ2
醤油 少々
プチトマト 20個
 
2品目は「鯛のロールキャベツ」。鯛を使うので、ブイヨンと白味噌を合わせて、洋風のロールキャベツに、和風の味わいを足してみました。一緒に巻いたカマンベールチーズのアクセントも効いています。塩昆布を入れ、しっかりと味付けしていますので、サッと火を通すくらいで構いません。そのため、鯛はお刺身用をお使いください。縁起のよい鯛は、進学や就職祝いにもピッタリ。しかも栄養満点です。


キャベツの芯を取り、鍋で茹で、1枚ずつはがす。


鯛を2cm幅に切る。カマンベールチーズは5mmくらいの厚さに、塩昆布は食べやすい大きさに、プチトマトは半分に切る。

POINT!
カマンベールチーズは時間が経つとだれてしまうので、最後に切るようにしましょう。
 

水気をよく切ったキャベツに、鯛2切れ→塩昆布適量→カマンベールチーズ3切れの順に乗せ、手前から巻いていく。
 
水を加えてフタをし、沸騰してきたらブイヨンを入れて少し煮込む。味見をして、塩で味を調える。
ちょっとアレンジ!
白身魚と相性のよい味付けなので、冬はタラやサワラでもおいしくできあがります。お好みの魚で試してみてくださいね。

まとめ!
ビタミンCは、抗酸化作用が強く、美肌作りに大切なコラーゲンの生成を助ける効果があります。この時期は花粉症予防にも最適な食材です。
サーモンは“スーパーアンチエイジングフード” と呼ばれるほど抗酸化作用がある食材。菜の花とサーモンは最強の組み合わせです。ふき味噌の手作りは香りの高さが魅力ですが、忙しい時は市販品を使ってもOKですよ。
キャベツはビタミンCのほか、胃腸を健康に保つ作用があるビタミンUが含まれ、鯛と栄養を補い合います。



 

フードコーディネーター

吉田真希子(よしだまきこ)
1991年「カネボウ化粧品SALA」の初代イメージキャラクターとして芸能界デビュー。女優、タレントとして活躍するかたわら、美食アドバイザーとしても活動を始める。
 
日本ソイフードマイスター協会講師、ベジフルビューティーアドバイザー、アスリートフードマイスター、食育インストラクター、フードコーディネーター。
東麻布飯倉公園前のレンタルスペースにて、毎週金曜夜、完全予約制レストランを営業している。
 
東麻布Locale:東京都港区東麻布1丁目24-6 2F
予約は下記のFacebookから