ご家族が自然に集まるような、落ち着く空間のリビング。室内のどこにいても声が届くような開放的なつくりにしたのだとか。 「家族が毎日顔を合わせられるように、 どの部屋に行くにも必ずリビングを通るようにしました」とご主人。

自然と調和するような外観は、ご主人が提案。 2 階はブルー、 ベランダ部分はホワイト、 1階はブラウンのおしゃれな配色に。

　そらさき暮らしを始めて約5年のIさん一家。ご主人のご両親のお宅、ご兄弟のお宅が隣接するお住まいです。
Iさん邸が建つこの地は、元々畑だったのだとか。ご主人は「以前は市営の団地に住んでいましたが、2人目の子供が産まれたことをきっかけに、家族が所有していたこの土地に家を建てることに。建築に当たっては、私の父が先導して、いろいろと提案してくれました」と語ります。
「太田市は、冬から春先にかけて赤城山（前橋市）から強風が流れてくる地域。いわゆる『からっ風』が吹きます。この家は高気密なおかげで防音性が高く、風の音はもちろん、近所にある工場からの音も気になりません」と話すご主人。奥様は「以前の家では、部屋ごとの温度差が気になっていました。この家に住み始めてからは、温度差が気になりません。また、室温は1年を通して暮らしやすく、冬の昼間はエアコンを付けなくても平気。夏も1階のエアコン1台で充分。太田市の夏場はかなり蒸し暑いんですけどね。換気を気にしなくていいのもうれしいです」と微笑みます。

サンルーム
日当たりバツグンのサンルーム。奥様は「以前はジャングルジムを置いて、子供たちの遊び場にしていました。今はソファーやテーブルを置いて、家族のくつろぎ場所になっています」と話します。

 　お住まいのこだわりは、リビングから突き出したサンルームと広々とした庭。「サンルームは、夫のお父さんからの提案で設置しました。冬でもポカポカで、布団などの大きな物を干すのにも便利です。ステイホームの時は、外に出られない日が続いていたので、子供たちが縄跳びをして遊ぶこともありました。強風で外出できない時でも、日差しをたっぷり浴びられて、家族みんなのお気に入りです」と奥様。

金管クラブに所属している娘さんのお部屋は、白とピンクで統一（左写真）。息子さんの部屋には、ご主人が練習中のギターが（右写真）。机やいすはご主人のお父様からのプレゼント。

　広い庭は、ご家族ならではの活用法が。「僕はキャンプが趣味なので、子どもたちと庭でテントを立てることもあります。新しいキャンプ道具が届くと、すぐ庭で試すことができます。隣に住む両親や兄はもちろん、遠方に住む親族が遊びに来た時は、みんなでサッカーをしたり、夏は花火やスイカ割りを楽しんだり…。子どもたちが駆け回れる広さで、満足しています」とご主人。奥様は「夫の思い付きで、夜に突然焚き火を始めることも（笑）。隣も向かいも家族が住む敷地なので、周りを気にせず楽しんでいます」と満足そうに話します。この日は、ご両親が飼っているワンちゃんと一緒に元気よく追いかけっこを楽しんでいました。
　ご家族の遊び場と便利さを兼ね備えた、笑い声が絶えないお住まいです。

 お子さん二人が掛けられるほどの大きなブランコを設置できるのも、広い庭ならでは。夏は庭にプールを設置し、いとこたちと遊ぶことも。

　玄関の左扉を開けるとリビングに。正面の扉は、寝室やトイレにつながる扉で、行き来がしやすいように設計。「将来は1階だけで生活がしたいので、玄関の納戸の収納量を増やしたいです」と奥様。