熊本県八代市で、2022年3月からそらさき暮らしを始めたYさんご家族のお住まいに伺いました。

広さにこだわったというLDK。大きな遊具やおもちゃもたくさん置けてお子様が元気いっぱいに遊べます。

広々とした敷地を生かした平屋建て。車庫はご主人と奥様の車がそれぞれ1台ずつ入る大きさです。「車庫は雨の日も濡れずにすむように、ビルドインガレージにしています」とご主人

　九州地方のほぼ中央に位置する熊本県八代市。大きな車庫を備えたYさん宅は玄関ホールを抜けると日当たり抜群、約35畳のLDKがお出迎え。デッキや庭とひとつながりの開放的な空間が広がります。
　「子どもを授かったこともあり、家を建てようと敷地を探していたところ、ちょうど両親の家の隣にあるこの土地が空いたんです。『これは運命だな』と思って、すぐに工務店を探して相談しました。我々の希望に合わせて工務店さんが提案してくれたのは、広々としたリビングがダイニング、キッチンと横並びになった間取り。これにピンときて、決めました。平屋として理想的な部屋の配置で、とても気に入っています」とご主人。奥様も「LDKを広く取ったので、アイランドキッチンを置けて満足です。調理スペースがゆったりしている分、動きやすくて、作った料理をすぐに隣のダイニングテーブルに出せて助かっています。キッチンの壁も活用できるスペースがたくさんあるので、空間作りを楽しんでいます。リビングは…まだ持て余しているところもあって…（笑）。これからは観葉植物をたくさん置いて、そらさき暮らしを楽しみたいです」と話します。

パントリーを設置してキッチンまわりはスッキリ。家電は黒で統一し、シックな雰囲気に。記念日に撮ったお子様の写真も飾っています。

　「実は、間取り優先で家を決めたので、ソーラーサーキットの家がここまですごいとは理解していなかったんです（笑）。住み始めたら以前の家とは違って、とても快適で驚きました。夏も冬もエアコンはリビングの1台を点けるだけで十分。家に帰ってきて急いで冷房を点けなくて大丈夫なくらいです。車でちょっと走れば海に行ける立地なのに、湿気も気にならず、蒸し暑さをほとんど感じません。寝苦しくないので助かっています。以前は2LDKのアパートに住んでいたのですが、冬場はとても寒くて、エアコン1台では足りず、使っていない部屋もあったほど。今は夏も冬も部屋ごとの寒暖差があまりなく、助かっています」と奥様が教えてくれました。ご主人も「室温や湿度もそうですが、私は空気の違いにびっくりしました。すぐ隣の両親の家に行くと、玄関に入った時から異なる空気感を実感します。今年は花粉が多かったみたいですが、家の中では全く気になりませんでした」とにっこり。

奥様が選んだ石材のタイルの壁は、玄関やキッチンなどに使用。重厚感のある風合いと凹凸でメリハリをつけています。

圧迫感を与えないよう、壁ではなく柱で仕切られた洗面所。右隣が浴室、正面奥はランドリールーム。洗面所は落ち着いた色合いのタイルと大理石風の台座で、高級感のある仕上がりに。「あまり外に洗濯物を干したくなかったので、ランドリールームを作りました。作業台も置いたので、家事がはかどっています」と奥様。

廊下はキッチンやリビング、寝室とつながり、回遊しやすい間取りです。

落ち着いた空間の寝室の奥には、シャワールームと洗面所、お手洗い、ウォークインクローゼットがあります。

　庭とデッキには大型のトランポリンやハンモックチェアを置いて、ガーデンライフもエンジョイ。ご主人は「庭にはカウンターもあり、友人とバーベキューを楽しむこともあります。庭を広く取れたので、子どものための遊具を置くことができて満足しています」と話します。奥様は「家に遊びに来たお客さんから『こんな庭、見たことない！』と言われるのがうれしいです」と満足そうでした。

ハンモックチェアに揺られ風を感じながらリラックスタイム。

大型の屋外用トランポリンを庭に設置。ご主人と2歳の息子さんが自由に動き回れるほどの大きさです。

玄関の庭には、カウンターやベンチがあり大人数でくつろげるスペースを確保。季節の木を植えたロックガーデンが庭を彩ります。芝生スペースには子ども用のバスケットゴールも設置。