2024.11.19 宮城県 Hさんの家

天然素材に包まれて、身体も心も癒やされる
空気までさわやかな、和モダンの家

無垢ヒノキの床や畳のい草の香りに、心がほっこりと和むH様のお住まい。「キッチンカウンターで晩酌をしながら、ちょっと廊下に目線を向けた時の回廊のような風景が気に入っていて。夫婦の楽しみのひとつですね」と、笑顔で語ってくださったH様。そんな何気ない日常を素敵に過ごされているご夫婦ですが、家づくりでは色々ご苦労があったそうです。

以前のお住まいが築30年以上経ち、憧れていた工務店さんと建て替えのお話を進めていらしたご夫婦。楽しいはずの家づくりでしたが、新型コロナウィルスの影響で建設は順番待ちに。ウッドショックによる木材の高騰や建材・設備などの相次ぐ値上げ・調達遅れなどもあり、新居を諦めざるを得ない状態になりました。「くたびれ果ててしまって、しばらく何もできませんでした。でも家のイメージはできてましたし、やっぱりもう一度がんばろう!と、ゼロから建築会社を探し始めました」。そうして出会ったのが、ソーラーサーキット契約工務店の大東住宅でした。
H様ご家族はシックハウスの経験があり、アレルギーもお持ちだったため、国産ヒノキ材の利用や、薬剤レスの白蟻対策などに惹かれたそうです。モデルハウス見学や宿泊体験が大東住宅を選ぶ大きな決め手となりました。「全部見てまわりましたが、無垢材やソーラーサーキット工法のおかげか、どこも空気が清々しく心地よくて。吹抜けの開放感や、半地下室・ワークスペースなど遊び心のあるプランにもワクワクしました。スタッフの方の熱意も感じられ、だんだん魅力的になってきて…。再挑戦する決心がつきました」。

大東住宅とともにリスタートして誕生したのは、まさにご夫婦が理想としていた“心も身体も癒やされる”お住まい。1階は無垢ヒノキの床材をたっぷりと採用しつつ、以前の家の良さを引き継ぎ、大きな和室の客間と広縁を中心に据えて設計しました。「足に優しいですし、寝転んで自由に過ごせるので、畳の生活が性に合っているんですよね」。お子様は独立され、ご夫婦おふたりでの生活のため、キッチンの大きなカウンターをダイニング代わりに利用することも、今のライフスタイルに合っているご様子。対して寝室となる2階は、のびやかな勾配天井による開放的な大空間に、スギの無垢床材やあらわし梁など、ぬくもりある木々に包まれて、まるで山間に佇む高級旅館の一室のよう。「温泉旅行が趣味で、まさにそのイメージです。小上がりの和室でテレビを見たり、窓の景色を眺めたり、フロアでストレッチするなど、自由気ままに使えて便利ですよ。心地よすぎて、なんだか健康になった気がしますね」と、充実の毎日を送られているそうです。「実は1階に使っている建具の一部は、製材所まで行って、無垢材や天然由来の塗料など安全性の高いもので造作しました。他の建具にもその塗料を塗るなど、こちらの細かなお願いにも親身に対応してくれて。大東住宅の高橋社長も健康的な家づくりに力を注がれていて、シックハウスの相談員でもあるので、さまざまなアドバイスをいただけました。スタッフ総動員で寄り添ってくれて、大満足の家を叶えられました」と、お気に入りのお家を実現されていらっしゃいました。

1階の中心に設けた、和室の居間と広縁。以前から畳の暮らしに馴染まれていたそうで、新しいお住まいにも採り入れました。「子どもたちが帰省した時は居間で家族団らんしたり、ひとりひとり好きな場所で気楽に過ごしています」と、ご家族皆様で、また、おひとりの時間も満喫できるプランとなりました。

い草の香りに癒やされる、広々とした居間兼客間の和室。身体に優しく確かな品質の素材にこだわり、引き戸や押入の襖は、工務店とともに山形県の製材所へ足を運び、無垢の木を厳選して造作。ドイツ生まれの自然塗装で仕上げて取り付けました。

ワイドカウンターで作業がしやすいオープンキッチン。ご夫婦おふたりで食事をすることが多いので、カウンターをテーブル代わりに利用されているそう。ダイニングセットを置かなくて済むので、居室を広々と使えます。

ダイニング・キッチンと和室・広縁はつながっているので、食事の後、すぐにくつろげます。「和室や広縁の引き戸を開け放つと、とても開放的で気持ち良いです」とH様。庭にもダイレクトに行けるので、BBQなどアウトドアの楽しみも広がります。また、ダイニング・キッチンから広縁、和室、玄関、書斎、脱衣室と家中ぐるりと回遊できるので、家事動線もスムーズです。

玄関ホールも、ヒノキの無垢床材や木の手摺などで、ぬくもりある空間に。和室の造作引き戸はすりガラスが入っているので、プライバシーに配慮しつつ光を通し、暗くなりがちな玄関を明るくしてくれます。

広々とした玄関も、スリットドアや格子のガラス入り引き戸などで、光がすみずみまで届くような仕様となっています。大容量の収納も要所に設け、いつでもきれいな玄関をキープ。急な来客があっても安心です。

縦空間に広がる吹抜けに、ゆるやかなカーブを描く階段が映えるこの空間は、H様ご夫婦もお気に入り。キッチンから眺めるのが一番絵になるそうです。また、キッチンや廊下を隔てる壁やドアなどがないので、ストレスフリーの動線に。機能性の高さもポイントです。

勾配天井とあらわしの太い梁で、迫力のある空間を演出した2階寝室。非日常感あるワンフロアの設計で、ご夫婦が希望された、和モダンな旅館のイメージをカタチに。1階はヒノキですが、2階はスギの無垢床材を採用。印象的な木目が、まさに温泉旅館を彷彿させます。格子柄がシックな造作のガラス引き戸も、彩りを添えています。

2階の寝室に、大きな洗面化粧台を設置。以前の家でも2階にあり、便利だったのでと新しい家にも採用。収納力もあり、化粧品や歯ブラシなどのほかにも、生活雑貨など2階で使う物をまとめて片付けられるので、重宝しているそうです。

布団を敷いて寝室として使われている、小上がりの和室。無垢板で造作した引き戸や、壁一面を飾るスギ板などを設け、常に自然を感じる、落ち着いた空間に仕上がっています。

和室は気軽に寝転んでくつろいだり、「フロアに座ると小上がりがちょうどよい背もたれになって、テレビを見るのにベストです」と、多目的に使って楽しんでいるそう。また、窓枠もスギの無垢材で作られ、木の風合いを増すとともに、幅広なので出窓のようにカップや小物を置くことができるのも魅力です。

室内と同様に、ベージュや木目で優しい和モダンな雰囲気を醸し出す外観。デザインだけではなく、外断熱×二重通気のソーラーサーキット工法による優れた気密・断熱性と快適性で、一年中心地よい住まいが実現。「1階・2階、それぞれエアコン一台ずつで過ごしています。夏は充分涼しいですし、カラリとさわやかなので、洗濯物もよく乾きます。冬は場合によってオイルヒーターや電気ストーブをプラスしていますが、そのくらいでOKです」と、ご夫婦もその高い効果を実感。さらに、耐震等級3の強さも兼ね備え、長期優良住宅に認定。「安心感もありますが、保険や税金が優遇されるので、お得感も大きいですね」。
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このお家を建てた工務店について

大東住宅株式会社

所在地 〒983-0821 宮城県仙台市宮城野区岩切三所南121-1
TEL 022-352-7477
営業時間 10時〜18時(定休日:年末年始)
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