2024.12.25 東京都武蔵野市 Sさんの家

2階にLDKをつくり、陽光とさわやかな風を楽しむ
地産木材のぬくもりに包まれた木の家

まるで静かな山間に佇むコテージのような、木のぬくもりと開放感いっぱいに包まれたSさんのお住まい。地産木材『TOKYO WOOD』の風合いを活かし、豊かな無垢桧材を採り入れたリビングは、窓を開けると大きなバルコニーとひとつに繋がり、家にいながらも、自然のさわやかさと心地良さを満喫できます。「毎年家族でキャンプを楽しんでいました」と、幼少のころからアウトドアに親しまれていたSさんご夫婦。そんなおふたりが理想としていた“自然を身近に感じる家”を、ソーラーサーキット契約工務店の小嶋工務店とともに叶えられました。

「家を持ちたいと以前からずっと考えていたのですが、ちょうど祖母の土地を引き継ぐことになって」と、家づくりのきっかけをお話ししてくださったご夫婦。SNSをチェックしながらお住まいのイメージを膨らませ、建築会社を探して住宅展示場に足を運んでいたそうです。「木をふんだんに使った、あたたかみのある家がいいなと思っていて、小嶋工務店さんは候補のひとつでした。モデルハウスも見学し、インテリアの雰囲気や開放的な間取りも気に入っていました」。

また、小嶋工務店の宿泊体験も参考になったという奥様。「ちょうど冬の寒い季節に宿泊したのですが、室内はとても暖かかったのを覚えています。外断熱やソーラーサーキット工法の快適さを、実際に体感できたのも大きかったですね」

同じように、木の家を得意とするハウスメーカーも検討されたそうですが、小嶋工務店が提案したプランが最終的な決め手になりました。「夫は背が高いので圧迫感のない空間を希望していたのですが、建築士さんがそれをきちんと汲み取って、最大限の広さを確保できる2階LDKの間取りをファーストプランで作ってくれました。夫婦ともにとてもしっくりきたんです」

さらに、LDKには勾配天井や大きなバルコニーも採用し、縦横へのびやかさをプラスした、ダイナミックな空間設計。日々の喧騒から切り離されて、心身ともにゆったりと過ごせる、非日常感のあるLDKを実現できました。

「私の実家も2階にLDKがありますが、夏は屋根からの熱がこもりやすくとても暑くて、キッチンでは母が汗だくで料理をしていました」とおっしゃる奥様ですが、優れた断熱性能を誇る“外断熱工法”に、壁の中の通気層で熱や湿気の出入りを調整する“二重通気”を組み合わせた『ソーラーサーキット工法』、取り入れた外気を除湿して各部屋に送る除湿換気システム『リフレア』により、Sさんのお住まいはどこにいても心地良く快適に。「夫は暑がり、私は寒がりなので、エアコンだけでちょうど良い室温に調整するのはとても難しくて。今の家は2人に合った適温にできるので、とても心地よく過ごせます」と大満足のご様子。ご両親が夏場に遊びに来られた際は、同じ2階LDKでここまで涼しいなんて!と、とても驚かれたそうです。

「工法による快適さもありますが、この家は太陽の光や風がすみずみまで行き渡るように設計されているのも嬉しいですね。夏の終わりには窓を開けると涼しい風がさっと抜けて、とても気持ちいいんですよ。休日はバルコニーのハンモックに揺られてのんびりしたり、夜は星を眺めたりして家族で楽しんでいます」と、自然との触れ合いを大切にしながら毎日の暮らしを豊かに過ごされている、Sさんご家族でした。

地産木材『TOKYO WOOD』の無垢桧材の床や、無垢杉材の羽目板天井、大きなあらわしの化粧梁、そしてご夫婦がセレクトした落着きあるインテリアで、洗練されたナチュラルスタイルにコーディネートされたLDK。高さを創出する勾配天井やリビングと一体化したバルコニーが、よりいっそうの開放感を演出しています。

勾配天井とペンダントライトのデザインがリンクして、空間のアクセントに。細部にまでこだわり抜いた空間設計やインテリアコーディネートも、Sさん邸の魅力です。また、キッチンからはダイニングやリビング、さらにバルコニーまで一望できるので、遊んでいるお子さんたちを見守りながら家事ができて安心感があります。毎日の暮らしにも配慮されているプランになっています。

LDKとフラットにつながる大きなバルコニーは、アウトドアリビングにも。外からの視線を気にせず使えるので、夏はビニールプールで遊んだり、ゆったりとブランチしたりと、楽しみが広がります。タープやハンモックを取り付けられる金具もつけました。

「SNSで見て気に入り、二列型を採用しました」と、奥様がこだわったキッチンスペース。シンクとコンロの位置が近いので動きやすく、また、収納スペースもたっぷりと確保できています。さらにキッチン隣には大きなパントリー収納を配置。食品ストックや調理器具、冷蔵庫までスッキリとしまえ、生活感が出ないのもポイントです。

キッチンの横には、ぴったりと収まるカウンターデスクを造作。「ちょっと書き物などをするときにとても便利です」と、奥様のご要望をカタチにしました。

黒いアイアンのライトがお洒落な、フリースペース。今はお子さんたちの収納兼ペットのうさぎ用スペースとして使っていますが、ライフスタイルやライフステージの変化に合わせて、スタディコーナーやニッチ空間にするなど、フレキシブルに活躍できます。「ゆくゆくはテーブルを椅子を置いて、自分の時間を過ごせる場所にしてもいいかなと思っています」とSさん。

2階ホールにはLDKに入る前に手洗いができる、洗面コーナーを設置。ご家族だけではなく、ゲストも気兼ねなく使えるのがポイントです。目隠しにもなる縦格子は、地産木材『TOKYO WOOD』の桧材を使った、当社でも人気の造作建具。空間の彩りにもなるので、ぜひ参考にしていただきたいです。

2階のトイレにも、LDKと同じく無垢杉の羽目板を天井に採用。白を基調にしたシンプルな空間に、ぬくもりと統一感をプラスしました。
 
玄関から一歩室内に入って、まず目を奪われるのがこのスケルトン階段と大きな窓。暗く・閉塞的になりがちな玄関に陽の光を採り込み、奥行きを出して明るさと開放感を創り出しています。土間スペースの窓からは外の植栽も見ることができ、2階だけではなく、1階でも外と内とがつながり、自然との一体感を楽しめます。

1階に配置した、明るく清潔感のある洗面室・脱衣室と浴室。洗面室と脱衣室は扉をつけずワンスペースで使っていますが、お子さんたちが大きくなったらカーテンをつけてそれぞれ独立できるように、あらかじめ下がり壁を作ってゾーニングしています。

玄関に設けたシューズクロークは、靴だけではなく、上着や帽子などもしまえる多機能スペースに。玄関とは土間でつながっているので、ベビーカーやアウトドアグッズなどを、汚れていても気にせずそのまま置けます。また、シューズクロークからも室内に入れる2WAY動線を確保。毎日の生活のしやすさも重視しました。

淡いアッシュグレーの外壁に格子や軒天の木目が映える、シック&ナチュラルな外観。1階の玄関土間や2階ホールからシンボルツリーが眺められ、さらに陽の光や風を効果的に室内に採りこめるように、窓の配置を綿密に計画しました。また、外断熱による優れた気密・断熱性や、耐震等級3の強固な耐震性など、ハイスペックな住宅性能も実現。長期優良住宅にも認定された、永く安心して暮らせる住まいを叶えました。  
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このお家を建てた工務店について

株式会社小嶋工務店

所在地 〒184-0013 東京都小金井市前原町5-8-15
TEL 042-383-3322
営業時間 9時〜18時
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