2025.01.24 東京都 Mさんの家

「次はどのルートにしようか」
陽の光と自然素材に包まれながら、趣味を楽しむ

Mさんご夫婦のお住まいを訪ねてまず驚かされるのは、リビングの壁一面と吹抜けを使った、迫力のボルダリングウォール。「夫婦共通の趣味なので、つくること前提で家を建てました」と、微笑まれたおふたり。天然の木でオーダーメイドしたナチュラルなウォールは、地産木材「TOKYO WOOD」の柱や現しの梁、無垢材の家具などとよく馴染み、まるでインテリアの一部のよう。「気軽に練習できるし、ルートを考えるだけでもワクワクします。食事の時にも自然と目に入るので、夫婦の会話も弾みますね」と、楽しそうなご夫婦ですが、家づくりは趣味のスペースだけでなく、住宅性能と素材にも大きなこだわりをお持ちだったそうです。

「実家も一戸建てでしたが、動線がうまくできていなかったり、夏の暑さ・冬の寒さが厳しかったりと小さなことが積み重なって、なんとなくストレスを感じていました。また、以前住んでいた賃貸は幹線道路沿いだからか家の中の空気も良くない気がして、風邪もよくひいていたので、家を持つなら気密・断熱性や暮らしやすい間取り、身体に優しい素材などをしっかりと考えて建てたいと思っていました」と、Mさん。奥様はどちらかといえば通勤利便性や街の雰囲気など立地を重視されていて、戸建てでもマンションでも…と考えられていたそうですが、「夫から『理想的な一戸建ての家を持つことが、自分の人生の夢』だと聞いていたので」と、Mさんの気持ちを尊重して一緒に家づくりをスタート。高品質な住宅性能と厳選素材を用いた家を得意とする建築会社を探されて、最終的に行き着いたのがソーラーサーキット契約工務店の小嶋工務店でした。

「小嶋工務店さんのホームページを見て雰囲気がいいなと思い、小金井モデルハウスを見学しました。性能面の魅力もですが、リビングの大きな吹抜けを見てボルダリングウォールを設置できる!と思ったり、桧の無垢材の良い香りやぬくもりを体感できたことが好印象に。また、担当営業さんも話しやすくて信頼できました」

さらに、おふたりにはすでに具体的な間取りのイメージもあったため、自由度の高い設計力と施工力で、イメージをそのままにカタチにできると思い、小嶋工務店を選ばれたそうです。

こうして誕生したMさん邸の大きなポイントは、できるだけ開放的なリビングとボルダリングウォールを両立するため、広さと高さを確保できるよう、2階にLDKを配置したこと。結果、陽当たりも抜群な空間となり、明るくて心地よい、最高のくつろぎ兼趣味の場所を実現されました。「このボルダリングウォールは自分たちで外注したのですが、現場の方は嫌な顔一つせず外注先の担当者と密にやりとりをしてくれて、素敵なウォールに仕上げることができました」

同時に、美しく丈夫な地産木材「TOKYO WOOD」をはじめ、足触りのやわらかな無垢オーク材の挽き板を使った床材や、調湿・消臭効果のある漆喰塗りの壁など、風合い豊かで身体にも優しい自然素材をふんだんに採用。Mさん念願のさわやかな住まいを叶えられました。

さらに、外断熱×二重通気で夏も冬も室温が安定するソーラーサーキット工法の快適さも、日々実感されているそうです。「実家で感じていた暑さや、以前の家のような息苦しさなどの不快感もなく、とても過ごしやすいです。動線計画や収納スペースなど暮らしやすさにも配慮したので、こちらの目論見通り、ストレスフリーの家になりました」と、大満足のMさん。奥様も、「以前よりも家にいる時間や、夫婦で過ごすことが増えた気がします。一緒にボルダリングをすることもですが、お互い別々に好きなことをして、自由に過ごせる空間ができたことも嬉しいですね」と、笑顔でお話ししてくださいました。

吹抜けと大きな窓で、抜け感と開放感を創出したLDK。ボルダリングウォールをつくるための高さと広さを最優先し、LDKを2階に配置。陽の光も良く入り、明るくのびのびとした空間を実現しました。

壁もクライミングホールドも木で作り上げた、オーダーメイドのボルダリングウォール。地産木材「TOKYO WOOD」の無垢杉の柱や飾り梁と巧みに組み合わせてデザインされ、家具やインテリアとともに、シンプル&ナチュラルなスタイルにコーディネートしました。

ボルダリングウォールと一体化した、小上がりのタタミコーナー。気軽に寝転んだり、ベンチとして座ってテレビを見たり、カウンターを設けてデスクとして使ったり、畳の下に収納スペースを設けたりと、多目的に使えて便利。限られたスペースを有効活用するための工夫のひとつです。

キッチンからはリビング・ダイニングが見渡せ、家族やゲストの様子を見守りながら作業ができます。また、LDKは間仕切り壁や廊下を作らずオープンにしたので、面積以上に広々と感じられます。これだけ開放的な空間でも、断熱性に優れた「外断熱」と、躯体内に通気層を設けて熱や湿気の出入りを調整する「二重通気」を組み合わせたソーラーサーキット工法により、一年中心地よい室温で過ごせるのもポイントです。

余計な装飾は極力なくし、白×木のシンプルかつナチュラルな色・素材使いで仕上げたキッチンスペース。やわらかな陽の光でつくられた陰影により、まるで水彩画のような優しく美しい空間を描き出しています。

LDKとオープンにつながる洗面室。繊細なモザイクタイルをアクセントに造作した洗面化粧台は、淡いグレーと木目のツートンカラーで、清潔感のあるデザインに。暗くなりがちなスペースですが、上部に横長の窓をつけて採光に配慮しました。

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 洗面室を挟んで、大きなウォークインクローゼットとランドリールーム兼脱衣室をそれぞれ配置。洗濯物を出す・洗う・乾かす・しまうが同じ動線上でできるので、共働きで多忙なMさんご夫婦にぴったりの家事ラクプランです。「クローゼットのハンガーパイプはどうしても2段にしたかったので、天井をギリギリまで上げてもらいました」というMさんの希望も反映した空間となっています。

脱衣室・洗面室・ウォークインクローゼットの天井には、小金井モデルハウスと同じく遊び心あるうんていを設置。気軽にトレーニングができると絶賛です。

水平に塗り跡を残して変化をつけた漆喰の壁や、あえて横にズラして配置した絶妙なバランスのペンダントライトなど、プライベートなスペースであるトイレにも趣向を凝らしました。

テレビボードを兼ねた壁の裏には、物入を配置。LDKからは見えないので、本や書類、テレビの配線コード、ルーター、掃除機など、色々な物をまとめてスッキリと片付けられます。

木とアイアンのコントラストが目を惹く階段は、床材と同質・同材のものでデザインして統一感を出しました。また、アイアンの手すりは視線が奥へと抜けるので、LDKをより広く感じさせる役割も果たしています。

玄関は、奥様のこだわりでポーチから土間、収納まで床面を洗い出し仕上げに。職人の手仕事による意匠性と重厚感が加わり、家族だけではなく、ゲストをお迎えする玄関にふさわしい、趣ある場所になりました。

玄関とつながる土間収納は、ボルダリング用のマットやキャンプ用品、自転車など大型のものもまとめて置ける、充分な大きさを確保。また、高さを調整できるハンガーパイプもつけたので、上着や濡れたレインコート、傘なども気兼ねなくしまえて便利です。

玄関ホールに設けた洗面コーナー。モザイクタイルや無垢板の扉、木製のタオルホルダーなどひとつひとつの素材を厳選し、鏡を照らすダウンライトは美術館のライティングを参考にレイアウトするなど、奥様が細部にまでこだわり抜いてカタチにしました。
 
1階には将来の子ども部屋として、洋室を2つ配置。そのうちのひとつを現在はMさんの書斎として使用中です。2階のLDKとは完全に切り離されているので、集中して作業ができます。

キューブ型のシャープなフォルムに、風合いある左官塗りの外壁や木目のドアであたたかみをプラスした、シンプル&モダンな外観。デザイン性の高さだけではなく、ソーラーサーキット工法による優れた気密・断熱性や耐震等級3の強固な耐震性、さらにエコキュートや太陽光発電システム・蓄電池などの省エネ・創エネ・レジリエンス機能も搭載した、ハイスペックな住宅性能を実現。東京ゼロエミ住宅にも認証され、ご家族が安心して永く暮らす、理想のお住まいを実現されました。

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このお家を建てた工務店について

株式会社小嶋工務店

所在地 〒184-0013 東京都小金井市前原町5-8-15
TEL 042-383-3322
営業時間 9時〜18時
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