2023.09.04家探しの知識
ここからは、土地を購入して注文住宅を建てる一般的な流れを紹介します。おおまかな流れは、以下の3ステップです。
建築は「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」などに依頼するのが一般的です。ハウスメーカーは多くの地域に対応していますが、工務店や設計事務所は対応エリアが限られているので注意しましょう。インターネットで調べる際は、「〇〇市 工務店」「〇〇市 設計事務所」など地域名を入れて検索するとヒットしやすいです。
気になった建築会社があれば、資料請求をしてみましょう。住宅展示場や見学会に足を運んでみるのもおすすめです。
注意点として、相談する建築会社は数社に絞っておくことをおすすめします。候補が多いと設計プランや概算見積もりを依頼するのも一苦労ですし、情報量が多くなって適切な取捨選択が難しくなるためです。最終的に1社に絞れたら、契約条件やスケジュール、疑問点などを確認して契約を結びます。
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建築会社の選定と並行して、土地探しを行います。「土地を先に決めたほうがいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、おすすめは建築会社→土地の順番です。
なぜなら、候補の土地に予算内で希望の家が建てられるかは、建築会社を通さないとわからないからです。土地を先に決めてしまうと、思わぬ費用がかかり予算オーバーしやすいので注意しましょう。
気に入った土地が見つかったら、売主に購入を申し込みます。住宅ローンの仮審査がまだの場合は、このタイミングで受けておきましょう。土地の売買契約時には、土地代金のおよそ5〜10%の手付金を現金で支払うのが一般的です。
土地探しのコツや注意点は、以下の記事で詳しく解説しています。
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建築会社と土地が決まったら、いよいよ家の設計プランを固めていきます。担当者に具体的な希望を伝えて、デザインや間取り、設備、建材などの詳細を複数回の打ち合わせで決定します。このタイミングでの打ち合わせは、5~10回程度行われるのが一般的です。
おおまかな設計プランが決まったら、予算内に収まるように細かい部分を調整していきます。
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